はじめに
子どもたちの夏休みやお盆シーズンは、楽しいイベントや家族の思い出が増える反面、ワーママにとっては大きな試練の季節でもあります。
仕事に加えて、家事や育児の負担が一気に増え、「休む暇がなかった…」と感じている方も多いのではないでしょうか。
ようやく忙しい夏を乗り越えた今、心も体も少し疲れがたまっているのは自然なことです。
そんなときこそ「自分をいたわる時間」を持つことが大切。

メンタルを整えることで、毎日の小さな楽しみや余裕を取り戻すことができます。
この記事では、夏を頑張って走り抜けたワーママが、これからの季節を元気に過ごすためのヒントをご紹介します。
ワーママが夏に疲れやすい理由
夏休みや長期休暇は、子どもとの時間が増えて嬉しい反面、ワーママにとっては“いつも以上の忙しさ”が押し寄せます。
なぜ夏は特に疲れやすいのでしょうか?その理由を見ていきましょう。
家事・育児・仕事の負担が一気に増える
子どもが家にいる時間が長くなると、食事作りや片付けの回数がぐんと増えます。
さらに、仕事との両立も続けなければならないため、休む暇がない日々に。
「自分のキャパを超えているかも」と感じるのも無理はありません。

子どもの生活リズムに振り回されやすい
夜更かしや遅起きなど、夏休み中は子どもの生活リズムが崩れがちです。
「朝から起こすのに一苦労」「寝かしつけてもなかなか寝ない」など、ママの睡眠時間まで削られてしまうことも。
結果的に、心身の疲れがじわじわ積み重なっていきます。
自分の時間が取りにくく、ストレスが蓄積
子どもが家にいる時間が長いと、一人で過ごせる時間はほとんどありません。
本当は少しでもゆっくりしたいのに、常に誰かに呼ばれたり用事があったり…。
「休みたいのに休めない」状況が続くと、気づかないうちにストレスが大きく膨らんでしまいます。
このように、夏はワーママにとって「疲れやすい条件」が重なりやすい季節。
だからこそ、夏を終えた今のタイミングでメンタルを整えることが大切です。

メンタルを元気に保つコツ
夏の間は「気力だけで走り抜けた」という方も多いのではないでしょうか。
だからこそ、ここで一度立ち止まり、心を労わる習慣を意識的に取り入れることが大切です。
「大掛かりなこと」や「時間のかかること」をしなくても大丈夫。
ちょっとした工夫で、気持ちはぐんと軽くなります。
ここでは、ワーママが無理なく取り入れられるメンタルケアのコツをご紹介します。

小さなご褒美を用意する
毎日頑張っている自分に、「よくやったね」と伝えるような小さなご褒美を。
例えば…
• コンビニで買えるちょっとリッチなスイーツ
• 子どもが寝静まった後に飲むアイスカフェラテ
• 好きなアロマを焚いて過ごす夜
どんなにささやかでも「楽しみ」があると、それだけで1日の疲れが和らぎます。
ご褒美を「意識的に」用意することが、メンタルを回復させる第一歩です。
一人時間を「短時間でも確保」する
子どもがいると、まとまった自分時間を作るのは難しいですよね。
でも、5分や10分でも「自分だけの時間」を持つことが大切です。
• 朝のコーヒーをベランダでゆっくり飲む
• 通勤中に好きな音楽やラジオを聴く
• 夜寝る前に数ページだけ本を読む
こうした短い一人時間でも、心の充電効果は抜群です。
「今日はこれができた」と思えるだけで気持ちが安定します。
家事は「完璧を目指さず7割」でOK
毎日の家事を100%やろうとすると、あっという間に心が疲れてしまいます。
たとえば…
• 洗濯物は畳まずカゴに入れておく
• 夕飯は3品作らず、冷凍食品+一品だけ作る
• 掃除は全部やらず「ここだけ」と場所を区切る
「今日はこれで十分」と思えるようになると、気持ちがとてもラクになります。
頑張りすぎず、7割できれば合格!くらいの気持ちでちょうどいいのです。

気持ちを話せる相手を持つ
ストレスをため込みすぎると、気づかないうちに心が限界を超えてしまうことがあります。だからこそ「話せる相手」を持つことが大切です。
• ママ友に「わかる〜!」と言ってもらえるだけで安心する
• 同僚に仕事の愚痴をちょっと聞いてもらう
• SNSで同じ悩みを共有する
話すことで「私だけじゃない」と感じられ、気持ちがスッと軽くなります。
軽い運動や深呼吸でリフレッシュ
心と体はつながっています。体を少し動かすだけで、気分は見違えるほど前向きになります。
• 子どもと一緒に外を散歩する
• 寝る前にストレッチで体をほぐす
• 忙しい日には、深呼吸を数回してみるだけでもOK
「運動」と聞くとハードルが高く感じますが、ほんの数分でも効果は十分。肩の力が抜けて、気持ちが楽になりますよ♪

忙しい日々の中でも取り入れられる工夫はたくさんあります。
「自分のための時間なんて贅沢かな…」と思うかもしれませんが、実はそれが家族の笑顔につながる大切な習慣です。
少しずつ、自分をいたわる習慣を積み重ねていきましょう。

秋からの生活をラクに整える工夫
夏休みの慌ただしさを終えて、少しずつ日常のリズムを取り戻していく時期。
「もうバタバタは嫌!」と感じているなら、秋からの生活をちょっと工夫してみましょう。
ほんの少しの仕組みづくりで、毎日の負担がぐんと軽くなります。
家族の役割分担を見直す
夏は「ママが一人で抱え込みがち」になってしまったご家庭も多いのではないでしょうか。
新学期を迎えた今こそ、役割分担を改めて話し合ってみましょう。
• ゴミ出しはパパ担当にする
• 食後の片付けは子どもも一緒にやる
• 買い物は週末に家族でまとめて行く
小さなことでも分担することで、ママの心の余裕が大きく変わります。
「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」という小さなタスクの積み重ねがなくなると、気持ちにゆとりがうまれます。

子どもの生活リズムを徐々に整える
夏休みで乱れがちな生活リズムを、少しずつ戻していきましょう。
• 就寝時間を毎日15分ずつ早める
• 朝はカーテンを開けて日光を浴びる
• 朝ごはんをしっかり食べる
急に変えると反発されやすいので、「少しずつ」がポイントです。
子供の様子を見ながら、「今日は昨日より早く起きられたね!」など声かけをして褒めて伸ばしましょう(笑)
生活のリズムが整うと、ママの負担も自然と軽くなります。

スケジュールに「休息の時間」も入れる
つい、予定を詰め込みすぎてしまうのがワーママのあるある。
でも、「予定のない時間」をカレンダーにあえて確保することも大切です。
• 週末はどこにも出かけず、家でのんびりする日をつくる
• 平日は子どもを早めに寝かせて、自分のリラックスタイムにあてる
「休むこと」を予定に組み込むと、罪悪感なく心を休めることができます。
秋からの生活をラクに整える工夫は、「がんばることを増やす」よりも「減らす・分ける・休む」がカギ。
少しの仕組みを加えるだけで、家族みんなが笑顔で過ごせる毎日に近づきます。
まとめ|夏を乗り越えた自分を労わろう
長い夏を走り抜けたワーママのみなさん、本当にお疲れさまでした。
仕事も家事も育児も休むことなく続けながら、子どもとの時間も大切にしてきたあなたは、それだけで十分に立派です。
「もっと頑張れたはず」と振り返るよりも、まずはここまでやり切った自分をしっかりと労わってあげましょう。
メンタルを元気に保つコツは、決して難しいことではありません。
小さなご褒美を楽しんだり、短い一人時間を確保したり、家族と分担して負担を減らすこと。
その積み重ねが、次の季節を笑顔で過ごす力になります。
完璧でなくても大丈夫。
7割できれば合格!くらいの気持ちで、自分をいたわりながら日常を整えていきましょう。
そして何より、「ここまで頑張ってきた自分」に心から拍手を送ってあげてくださいね!!
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