「子どもに絵本を読んであげたいけれど、正直つらい…」そんなふうに感じていませんか?
仕事と育児に追われる中、絵本の読み聞かせまで手が回らない。
読まなきゃと思っても、疲れていて余裕がない。

読んでいても「これでいいのかな」と不安になる──そんな声を、私はこれまでにたくさん聞いてきました。
私自身も、図書館司書として絵本に関わる一方で、ふたりの子を育てる母親です。
「読み聞かせ=毎日続けなきゃ」「ちゃんと読まなきゃ」というプレッシャーに、何度も心が折れそうになりました。

この記事では、そんな私が試行錯誤して見つけた「読み聞かせをつらくしない工夫」を5つご紹介します。
忙しい日でも無理せずできる方法や、親も楽しめる絵本選びのコツなど、実践しやすい内容ばかりです。
「うまくできていない」と感じているのは、あなただけではありません。
大丈夫、読み聞かせは完璧じゃなくてもちゃんと伝わります。
少し肩の力を抜いて、今日から“自分に合ったやり方”を見つけていきましょう。

読み聞かせが「つらい」と感じる理由とは?
時間がない・疲れている
ワーママの毎日は、本当に分刻みで動いています。
仕事を終えて帰宅したら、すぐに夕食作りと子どものお世話。
その後はお風呂、明日の準備、寝かしつけとやることが山積み。
「読み聞かせしよう」と思っても、体も気力も限界…という日も多いはずです。
「絵本を読まなきゃ」と思えば思うほど、心の負担が重くなることも。
そんな中で毎日続けるのは、正直とても大変なことです。

「ちゃんとしなきゃ」に縛られている
読み聞かせには「毎日続けるべき」「感情を込めて読むべき」など、
知らず知らずのうちに、自分を縛る思い込みがつきまといます。
さらに「長い絵本じゃないと物足りないかも」など、
内容や時間にまでプレッシャーを感じてしまうことも。
でも、親が義務感で読む絵本は、どこか息苦しくなってしまいます。
まずは、「完璧でなくていい」と自分に言い聞かせることから始めましょう。
読む側の気持ちがラクになれば、自然と子どもにも伝わっていきます。
ワーママ司書が実践!読み聞かせを“つらくしない”5つの工夫
忙しいワーママにとって、「毎日絵本を読んであげたい」という思いと、「とにかく時間も気力も足りない」という現実の間で、葛藤してしまうことは少なくありません。
私自身も働きながら子育てをする中で、何度も「今日は無理かも…」と感じた日がありました。
そんな経験を通して見つけた、無理なく読み聞かせを続けるための5つの工夫をご紹介します。

1. 時間帯を「寝る前」以外にずらしてみる
絵本の時間=寝かしつけ前、というイメージがありますが、夜はママにとって一番疲れている時間帯。
そんなときは、朝食後や登園前、休日の午後など“すきま時間”を活用してみましょう。
短時間でも、「絵本を一緒に読めた」という感覚が親子の満足感につながります。
うちでは夕食が終わってすぐのお風呂をためている間のリラックスタイムに絵本を読むようにしたところ、子どもたちの食いつきもぐっとよくなりました!
親も子供も無理のない時間帯を見つけることがポイントです。

2. 「読む」以外の方法を取り入れる
「自分で読まなきゃ」と思いすぎないことも大切です。
CD付き絵本や読み聞かせアプリ、YouTubeの絵本チャンネルを使うのも立派な読み聞かせの形。
我が家ではオーディオブックも活用しながら、1日4~5冊の読み聞かせをしています。
子どもたちが聞き入っている間に、家事もできるのでオススメです♪

その他にも、図書館で開催されるストーリーテリングやおはなし会も、子どもにとって楽しい読書体験になります。
図書館では週末などに様々なイベントが開催されているので、是非プロの読み聞かせを体験してみてほしいです。

3. 1冊5分で読める「短い絵本」を常備
仕事や家事に追われる日は、長い絵本に手が伸びにくいもの。
そんなときのために、1冊5分以内で読める短めの絵本をいくつか用意しておきましょう。
「これなら読める」と思える安心感が、毎日の習慣を支えてくれます。
5分以内で読めるオススメ絵本はこちら
『しりながおばけ』 たなかひかる/文響社
『ふたごのたこたこウィンナー』 林木林・西村敏雄/ひさかたチャイルド
『うえきばちです』 川端誠/BL出版
4. 自分も楽しい!親目線で選ぶ絵本
絵本は子どものためのもの…と思いがちですが、親自身が楽しめることも大切です。
クスッと笑えるユーモア絵本、絵の美しい作品、泣けるストーリーなど、大人向けの魅力がある絵本を選んでみましょう。
ママ自身が「読みたい」と思える絵本なら、自然と気持ちもラクになります。
仕事の疲れを癒やしたり、教訓を得たり、絵本には大人にもぜひ読んでほしい魅了がたくさんあります。

5.「毎日読まなくてもいい」と決める
「毎日読まなきゃ」というプレッシャーは、読み聞かせを“義務”に変えてしまいます。
週に3回でも、気持ちよく読めたならそれで十分。
大切なのは回数より、「親子で一緒に楽しんだかどうか」です。
そしてママが無理なく毎日を過ごしているかどうか。
子供はママが大好きで、意外と顔色を伺っているんですよね。
疲れた顔をして読み聞かせを行っても、子供にはなんとなく伝わってしまいます。
ママが今なら読めそう!と思ったタイミングでOK!!
ゆる~く考えて無理なく続けてみましょう。
心がラクになる!司書として伝えたいメッセージ
読み聞かせは「毎日きちんと」「上手に読む」ことが目的ではありません。
絵本とのふれあいは、親子が心を通わせる“きっかけ”であればそれで十分です。
子どもにとって大切なのは、絵本そのものより「読んでもらった経験」です。
たとえ短い時間でも、膝の上でページをめくった記憶は、心に残り続けます。
だからこそ、完璧を目指さなくていいんです。もっと自由でいいんです。
司書として、そして母として、そう伝えたい気持ちでこの記事を書いています。
忙しい毎日の中でも、ほんの少し心がほぐれる瞬間を大切にしてほしい。
ワーママだからこそ、無理なく続けられる自分だけのやり方を見つけてください。
まとめ
読み聞かせは、決して「やらなければならない育児タスク」ではありません。
親子が絵本を通じてふれあう、あたたかな時間のひとつです。
つらいと感じる日は、どうか自分を責めないで。
がんばりすぎず、ラクにできる方法をひとつずつ試してみてください。
「読めなかった日」があっても大丈夫。
大切なのは、楽しもうとする気持ちです。
今日も絵本が、あなたとお子さんの心をやさしくつなげてくれますように。
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