【絵本のプロが厳選】3歳までに読んでおきたい知育絵本ベスト10

書評・レビュー

こんにちは、司書資格をもつ30代ワーママのあいです。
このブログ「ことビジ」では、子育てに役立つ情報や絵本の紹介を通して、忙しい毎日でも“ちょっと役立つ”ヒントをお届けしています。

今日は、3歳までに読んでおきたい“知育にぴったりの絵本”10冊を、図書館司書としての経験と、2児の母としての実体験をもとに厳選してご紹介します!

3歳までに読む絵本が大切な理由

「知育」という言葉、最近よく耳にしますよね。
でも、特別な教材を使わなくても、絵本こそが最初の“知育ツール”なんです。

  • 3歳までに脳の80%が完成すると言われている
  • 絵本の言葉・音・リズムは脳に心地よい刺激を与える
  • 読み聞かせは親子のコミュニケーションの時間にもなる

絵本を通して得られるのは、知識だけではありません。
「ことばの楽しさ」や「感じる心」など、一生ものの土台が育ちます。

絵本を選ぶときのポイント

絵本を選ぶときに私が大切にしているのは、以下の3つです。

  1. 発達に合っていること
     → 年齢だけでなく、子どもの「今の興味」に合わせる
  2. 繰り返し読みたくなること
     → 言葉のリズムや絵の魅力、親の読みやすさも大事
  3. 子どもの「やってみたい!」を引き出すこと
     → 読んだあとに、まねっこ遊びができると◎

【厳選】3歳までに読んでおきたい知育絵本10選

1. 『いないいないばあ』松谷みよ子/童心社

赤ちゃんの“はじめての絵本”にぴったり。
「ばあっ!」のくり返しが楽しい、日本で最も読まれている赤ちゃん絵本の一つ。
赤ちゃんの「見て・聞いて・反応する」力を自然に育ててくれます。
ページをめくるたびに親子で笑顔になれる、読み聞かせの定番。
赤ちゃんの感情の変化に寄り添う優しさも魅力です。



2. 『じゃあじゃあびりびり』まついのりこ/偕成社

「ぶーぶー」「わんわん」など、音とものがつながる知育絵本。
短くテンポよい言葉で、自然と声が出るようになります。
身のまわりの音に興味を持つきっかけにぴったり。
何度も音をまねするうちに、言葉がどんどん増えていきます。
厚紙仕様でめくりやすく、ファーストブックにも最適です。



3. 『くだもの』平山和子/福音館書店


リアルで美しい果物の絵に、思わず「食べたい!」の声。
「どうぞ」と差し出す動作が、ごっこ遊びややりとりの力を引き出します。

親子で自然とコミュニケーションが生まれるのも嬉しいポイントです!
ことばと食べ物への興味がぐんと深まり、食育にもつながります。

読んだあとに本物の果物を一緒に食べてみるのもオススメです。


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4. 『いろいろバス』tupera tupera/大日本図書

赤いバスにはトマトくん、青いバスにはおさかなさん…。

色と形、ものの分類が自然に学べる楽しいバス絵本。
「このバスにはだれがのってる?」と親子で会話が弾みます。

カラフルでユニークなキャラクターも魅力的
色の名前を覚え始めた頃にとくにおすすめです。
次はどうなるの?と想像をふくらませながら、わくわくして読み進められる一冊です。


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5. 『おふろだいすき』松岡享子・林明子/福音館書店



毎日のおふろがもっと楽しくなるファンタジー絵本。
動物たちとのやりとりにワクワクしながら想像の世界を広げられます。
生活習慣と創造力を同時に育ててくれる一冊。
おふろが苦手な子にもおすすめです。


6. 『いただきます あそび』きむらゆういち/偕成社



しかけで楽しく、自然に「食べる」「ごあいさつ」が身につく参加型絵本。
「あーん」「もぐもぐ」などのまねっこが楽しい!

読むたびに食事への興味が深まっていきます。
「いただきます」の意味を遊びながら伝えられます。



7. 『だるまさんが』かがくいひろし/ブロンズ新社



ユーモラスな動きとリズミカルな言葉がクセになる大人気シリーズ。
親子で「だ・る・ま・さ・ん・が…」と声に出して楽しめます。
真似っこ遊びにぴったりで、体の部位や動きの言葉も覚えられます。
ページをめくる驚きがクセになる絵本です。

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8. 『しろくまちゃんのほっとけーき』わかやまけん/こぐま社


ホットケーキが焼ける音と様子が、五感にうったえる名作絵本
「ぷつぷつ」「ぺたん」など音の表現も豊かです。
料理に興味を持ち始めた頃にぴったり。
絵本のあとに一緒にホットケーキ作りもおすすめ!


9. 『はらぺこあおむし』エリック・カール/偕成社



世界中で愛されている名作。色・数・曜日・成長など多くの要素が詰まっています。
絵もカラフルで子どもの好奇心を刺激します。
穴を指でなぞったり、「つぎは何を食べるかな?」と会話しながら読むのがおすすめ。
知育と感性を同時に育ててくれる一冊です。


10. 『きんぎょがにげた』五味太郎/福音館書店



逃げた金魚を探す、シンプルだけど奥深い遊び絵本。
集中力・観察力が育ち、「どこ?」「いた!」のやりとりも楽しい!
繰り返し読んでも飽きず、毎回ちがう発見があります。

読み聞かせの定番として長く愛されている理由がわかる一冊です。

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知育絵本をもっと楽しむコツ

  • 同じ絵本をくり返し読む
     → 子どもは“知ってる”が大好き!理解が深まります。
  • 読むだけじゃなく、遊びにつなげる
     → 「しろくまちゃんみたいにホットケーキ作ってみようか?」など、生活とのリンクが◎
  • 読んだあとに感想を言い合う
     → まだ話せない年齢でも「どれが好き?」と聞いて、指さしでもやりとりすると親子の絆もアップ。

おわりに

知育=難しい勉強と思われがちですが、絵本は「楽しい」「面白い」と感じながら自然に学べる最強ツール。
毎日の読み聞かせが、将来の“学ぶ力”を育てる土台になります。

これからも、「ことビジ」ではワーママ目線での絵本選びや子育て情報を発信していきます。
ぜひお気に入りの絵本を見つけて、親子の時間をもっと楽しんでくださいね。♪


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